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「トンボ読み取りに失敗しました / ポート読み込み」が表示される (CE6000/FC8600)

CE6000/FC8600は、光センサーにてトンボを読み取り、カット位置を決めます。以下の要因でエラーが表示される場合があります。

光沢用紙、ラミネートした用紙を使用している。

光が反射しやすい印刷物をセットした時に、トンボが読めない場合があります。用紙の種類を変えて改善するか確認してください。
用紙の種類の変更ができない場合は、印刷したトンボの上から油性ペン等で線をなぞって線が反射しにようにしたり、トンボを印刷したシール (反射しない用紙) をトンボ読み取りの箇所に貼り付ける等の工夫が必要です。

本体の近くに照明など明るいものがある。

近くに照明など強い光源があると、トンボが読めない場合があります。その場合は、設置場所を変更してください。

セットした用紙がカールしている。

用紙またはカッティング用台紙がカールして端が浮き上がると、トンボセンサの焦点が合わなくなり、トンボが読めなくなります。メディアがカールしている場合は、「メディア押さえ」を「オン」にしてください。
(本体取扱説明書「メディア押さえを設定する」を参照してください)

また、用紙の後端が浮き上がっていると正しい用紙サイズが取得されなくなり、トンボが印刷されている箇所までトンボセンサが移動せず、読み取りエラーになります。用紙またはカッティング用台紙のカールを直して、再度セットしてください。改善されない場合は、用紙またはカッティング用台紙を交換してください。

カラーの用紙を使用している。

白色以外の用紙を使用した時に、トンボが読めない場合があります。白色の用紙をご使用ください。

トンボを黒以外の色で印刷している。

トンボが黒以外の色で印刷されている時に、トンボを読めない場合があります。
トンボを黒色で印刷してください。

トンボの近くに印刷されたものがある。

トンボを二辺とした四角形の中に印刷されたものがある場合、トンボを読むことができません。印刷位置を変更してください。

トンボの上にプッシュローラが乗っている。

トンボの上にプッシュローラが乗っていると、正常な読み取り範囲を確保できなくなるため、トンボ読み取りエラー発生します。

トンボの位置が指定のマージン外にある。

トンボ読み取りを行うには、用紙の端からトンボまでのマージンが必要です。十分なマージンを確保してください。
マージンが確保できない場合は、カッティング用台紙に用紙をセットしてください。

プリント出力時に縮小 / 拡大している。

プリント出力時に縮小 / 拡大した印刷物を使用すると、トンボ読み取りエラーになる場合があります。
プリント出力時には、縮小 / 拡大しないでください。

上記内容を確認して改善されない場合は、取扱説明書「センサレベルを調整する」に従って、センサレベルの調整を行ってください。