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一度出力してデータを繰り返しカットしたい (コピーモード)

バッファメモリに保持した作図データを使って、指定した回数の作図 (カット) を繰り返す機能を、コピーと言います。

補足
  • コピー中に新しいデータをカッティングプロッタ本体に送信しないでください。バッファメモリの作図 (カット) データが消去されます。
  • 作図 (カット) を終了してから10秒以上間隔をあけて次のデータをカッティングプロッタ本体に送ると、前の作図 (カット) データは消去され、新しく送られたデータが作図 (カット) データとして保持されます。
  • 約1.6MB以上のデータを送ると、本機のバッファメモリに収まらないため、コピーできません。
  • データソートをオンにすると、コピーに使用するバッファメモリが少なくなります。データの大きな作図 (カット) をコピーする場合は、データソートをオフにしてください。データソートについては、取扱説明書「8.1 作図 (カット) データをソートする」を参照してください。
  • コピー機能で作図 (カット) している間に、メディアからはみ出さないよう注意してください。
  • コピーする元の作図 (カット) データの位置が原点から離れている場合、コピーする場合も同様に原点から離れて作図 (カット) します。無駄な余白を省くためにも、なるべく作図 (カット) データは原点に近づけてください。

作図データにトンボがない場合

  • コピーは以下のような順番で行われます。
コピー_トンボなし
  • 裏書設定時は、コピーは以下のような順番で行われます。
コピー_裏書き時
  • 座標軸回転設定時は、コピーは以下のような順番で行われます。
コピー_座標軸回転設定時

コピーモード操作方法:トンボがない場合

  1. コピーしたいデータを一度作図 (カット) します。作図データがバッファメモリに保持されます。
  1. POSITION (▲▼◀▶) キーを押して、ツールキャリッジをコピーする位置に移動します。
  1. [COPY]キーを押すと、コピーモード画面が表示されます。
コピーモード画面1
  • バッファメモリ内にデータがない場合は、「コピーの為のデータがバッファにありません」と表示されます。
    作図 (カット) データを送ってください。
  • バッファメモリに収まらない容量のデータを送っていた場合は、「コピーモードバッファが一杯です!」と表示されます。
  • コピーするデータが作図範囲より大きい場合は、「コピーできません 有効エリアが、狭すぎます」と表示されます。
  1. [1]キー (コピー回数) を押すと、コピー回数設定画面が表示されます。
コピー回数設定画面
  1. POSITION (▲▼) キーを押して、設定値を増減します。
  • コピー回数は、セットされているメディアに入りきる数まで設定できます。
  • コピー回数の初期値は、常に1になります。
  1. 設定を確認し、[ESC]キー (戻る) を押します。
    コピー回数が選択され、コピーモード画面に戻ります。
  1. [2]キー (コピー間隔) を押すと、コピー間隔設定画面が表示されます。
コピー間隔設定画面
  • 作図範囲がコピーデータより狭い場合は、「コピーできません有効エリアが狭すぎます」と表示されます。
    作図範囲 (カット範囲) を広げるか、コピーするのに十分な範囲を確保できるメディアをセットしてください。
  1. POSITION (▲▼) キーを押して、設定値を増減します。この設定は、電源を切っても記憶されます。
    (設定範囲:1.0~10.0mm)
  1. 設定を確認し、[ESC]キー (戻る) を押します。
    コピー間隔が選択され、コピーモード画面に戻ります。
  1. 設定を確認し、[ENTER]キー (設定) を押します。
    画面に「コピー」と表示され、設定した枚数だけコピーします。

作図データにトンボがある場合

一回分の作図 (カット) 終了毎にメディア交換のメッセージが表示されます。メディアを交換して[ENTER]キーを押すと、コピー作図 (カット) を行います。コピー回数 (指定回数) だけメディア交換コピーを行います。

コピーモード操作方法:トンボがある場合

  1. コピーしたいデータを一度作図 (カット) します。作図データがバッファメモリに保持されます。
  1. POSITION (▲▼◀▶) キーを押して、ツールキャリッジをコピーする位置に移動します。
  1. [COPY]キーを押すと、コピーモード画面が表示されます。
コピーモード画面_トンボあり
  • 一回分の作図 (カット) 終了毎に、メディアを交換するメッセージが表示されます
    [ESC]キー (戻る) を押すと、コピーを中止して基本画面に戻ります。
  • バッファメモリ内にデータがない場合は、「コピーの為のデータがバッファにありません」と表示されます。
    作図 (カット) データを送ってください。
  • バッファメモリに収まらない容量のデータを送っていた場合は、「コピーモード バッファが一杯です!」と表示されます。
  1. [1]キー (コピー回数) を押すと、コピー回数設定画面が表示されます。
コピー回数設定画面
  1. POSITION (▲▼) キーを押して、設定値を増減します。
    (設定範囲:1~100)
  1. 設定を確認し、[ESC]キー (戻る) を押します。
    コピー回数が選択され、コピーモード画面に戻ります。
  • 作図範囲がコピーデータより狭い場合は、「コピーできません有効エリアが狭すぎます」と表示されます。
    作図範囲 (カット範囲) を広げるか、コピーするのに十分な範囲を確保できるメディアをセットしてください。
  1. 設定を確認し、[ENTER]キー (設定) を押します。すぐに、一回分のコピーを開始します。
  1. メディアを交換してください。
    画面に「ツール位置を移動してENTERキーを押してください」と表示されます。
メディアを交換してください
  • 作図データは、メディアの交換を行っても保持されます。バッファメモリをクリアするまで何度でもコピーできます。
    メディアを交換後、[COPY]キーを押すと、再度コピーすることができます。
  1. メディアを交換後、すぐに一回分のコピーを開始します。この動作を指定した回数分繰り返します。
    中止する場合は、[ESC]キー (戻る) を押します。