サーマルヘッドの清掃方法について

サーマルヘッドが汚れたりゴミが付着したりすると綺麗な印刷ができなくなったり、印刷に白スジがでたりします。
サーマルヘッドは、常に清掃を行い印刷品位が低下しないように心がけるようにしてください。サーマルヘッドは3本あり、図のように上からヘッド3、ヘッド2、ヘッド1と配置されております。

サーマルヘッドの発熱体部に機械的な衝撃を加えないように掃除してください。

注意
  • メンテナンス時は、静電気破壊や腐食防止のために、サーマルヘッドを直接手で触れないようにしてください。また、サーマルヘッドが接触するメディア表面も直接手で触れないようにしてください。
  • サーマルヘッドのクリーニングの際は、付属のサーマルヘッドクリーナー(THC-1)を使用してください。(綿棒等は繊維が付着し、故障の原因になります。絶対に使用しないでください。)
  • ご使用の前に、必ず「サーマルヘッドクリーナー(THC-1)取扱説明書」をお読みください。

◆清掃方法

  1. 本体の前カバーを開きます。
  1. リボンストッカ部のリボンレバーを外します。
  1. リボンストッカ部の上のロックレバーを外して、リボンストッカカバーを開けます。
  1. リボンストッカを固定しているレバー(下図)を引き上げて、リボンストッカを引き出します。
  1. リボンストッカを持ち上げるように、取り外します。
  1. サーマルヘッド部分を開けて、付属のクリーニングスティックで、図のヘッド先端の発熱体の部分を軽くこすって拭いてください。

サーマルヘッドを強くこすったり、指定以外の布等で拭いたりすると、ヘッドに傷をつける可能性がありますので、クリーニングスティックで拭いてください。
特に汚れている場合は、クリーニングスティックの先端に洗浄液を少量つけて軽くこすってください。その後、必ず乾いたクリーニングスティックで洗浄液を十分に拭き取ってください。洗浄液が残ったまま印刷を行うと、印刷品質に悪影響を与える原因となります。
洗浄液は、サーマルヘッドのクリーニング以外には使用しないでください。
決して、先端の鋭利なものや硬いもので打撃、擦過等のキズを付けないようにしてください。
メンテナンス時は、静電気破壊や腐食防止のために、サーマルヘッドを直接手で触れないようにしてください。 また、サーマルヘッドが接触するメディア表面も直接手で触れないようにしてください。