セパレーター(カス取り)でうまく剥離できない
原因
- ラベル同士の間隔が狭すぎる場合、セパレーター(カス取り)部分が細くなりすぎて十分に剥離できなくなります。連続印刷や無人運転を行う場合は、セパレーター(カス取り)がうまく行われていることを必ず確認し、カス取りができない場合は、ラベルの間隔を開けたり、刃出し量の調節やカット圧の調整等を行い、それでもうまくいかない場合は、カス取りを行わないように素材のセット方法を変更してください。
- カット後のラベルのカス取りを行いますが、ラベル素材、ラベルの形状や、大きさ、ラベル同士の配置状況によって、カス取りができなかったり、ラベル素材自体が切れてしまう場合があります。
対処
- フレームカットを有効(オン)にし、枠を切り取ってから、セパレーターで巻き取るようにしてください。取扱説明書「フレームカット」を参照してください。
- カス取りがしづらい形状
ラベル素材、ラミネート素材の種類、組み合わせで変動します。
- ドーナツ形状の内側部分(斜線部)
![](https://graphtec.co.jp/wp-content/uploads/qa-lcx603-img099.jpg)
- 多角形の後半部分(斜線部)
![](https://graphtec.co.jp/wp-content/uploads/qa-lcx603-img100.jpg)
- 複雑な形状の文字抜き等(斜線部)
![](https://graphtec.co.jp/wp-content/uploads/qa-lcx603-img101.jpg)
- カス取り開始側の幅の狭い物
(イ)三角形等の頂点部分
![](https://graphtec.co.jp/wp-content/uploads/qa-lcx603-img102.jpg)
(ロ)直径の小さい円
![](https://graphtec.co.jp/wp-content/uploads/qa-lcx603-img103.jpg)
(ハ)幅の狭い長方形
![](https://graphtec.co.jp/wp-content/uploads/qa-lcx603-img104.jpg)