FC9000シリーズ– グリットローリングカッティングプロッタ・カッティングマシン –
世界トップシェアメーカーのフラッグシップモデル FC9000シリーズ
FC9000シリーズは、大判プリンタと組み合わせたオンデマンド加工からカーフィルムなどの機能性フィルム加工まで、信頼性の高いカット品質により世界中で高評価をいただいております。前フラッグシップモデルから、本体剛性や紙送り機能・ツールキャリッジ性能が向上し、更に高精細なカットが可能となりました。
また、新開発のARMS (自動トンボ読み取りシステム) により、生産性を格段に向上させる多様な機能が搭載されています。
専用バーコードによるデータ管理機能
カットしたいメディアに専用バーコードを印刷し、それをカッティングプロッタ本体が読み取ることで、PCやUSBメモリから自動的に該当するカットデータを取得し、カット出力します。誤ったデータでのカット防止や作業効率の向上に役立ちます。また、この機能はプリンタやRIPソフトウェアの種類に関係なく使用できます。
※ USBメモリのフォーマット形式はFAT32のみに対応しています。NTFSおよびexFATには対応していませんのでご注意ください (ファイル名は半角英記号表示)。
USBメモリを使ったオフライン出力
プラグインソフトウェア「Cutting Master 5」、グラフィックデザインソフトウェア「Graphtec Studio 2」で作成した専用データをUSBメモリに保存し、カッティングプロッタ本体にセットするだけでカット出力できます。PCや専用ソフトウェアを使用しないため、誰でも簡単にカット出力ができます。
※ USBメモリのフォーマット形式はFAT32のみに対応しています。NTFSおよびexFATには対応していませんのでご注意ください (ファイル名は半角英記号表示)。
専用バーコードを利用した異なるデータの連続カット出力
異なるデータ毎に挿入した専用バーコードのスタートマークを自動検出し、最初のスタート操作のみで連続的にカット出力が可能です。また、専用バーコードのスタートマーク位置はラミネート加工を考慮して、順巻・逆巻の両方に対応しています。
抜群の長尺安定性 (用紙巻取りユニットの装着)
安定した用紙搬送性と高精度なカッティング性能により15m (50ft)※の長尺にも対応し、大型の看板やPOPも効率よくカットすることができます。また、オプションの用紙巻取りユニットを装着すれば、メディアを自動的に巻き取りできます。
※ 当社指定のフィルム、カット条件による。
用紙巻取りユニット (オプション)
超音波センサーでメディアを感知し、自動的に巻き取ります。
・対応機種:FC9000-140 / -160
・精度保証長さ:20m (1ジョブを1.2m以下とする)
・最大巻き取りロール径:Φ180mm
※ 巻き取り条件
- ロールメディア端面と紙管端面が揃っていること
- ロールメディア幅と巻取り側紙管の幅が同一であること
※ バスケット内で用紙が折れ重なると巻き取りができなくなります。
各種ソフトウェア
カッティングプロッタ本体をご購入いただくと、すぐにご使用いただける充実の標準ソフトウェア*をご用意しております。
※ Graphtec Pro Studio Plus はオプションソフトウェアです (2022年11月末で販売終了)。