測定端子方式に“絶縁”と“非絶縁”とありますが、それぞれの方式の違いを教えてください。

絶縁

各チャネルのアースが完全に独立しているのが絶縁です。
アースフローティングとも言い、任意の場所の電圧測定が可能です。

対象機種:GL2000/GL980/GL900/GL240/GL7000 Plus用AMPユニット(GL7-V/GL7-M/GL7-HSV/GL7-HV/GL7-DCB)

非絶縁

各チャネルのアースが共通です。回路が単純に出来ますので安価ですが共通アースからの電圧測定しか出来ません。

対象機種:GL840/GLT400/GL7000 Plus用AMPユニット(GL7-L/P / GL7-DCO)

どちらの方式でも印加できる電圧には注意が必要です。本体仕様の最大入力電圧を超えない様にしてください。

非絶縁の機種については、アナログ入力用の+端子と-端子は各チャネルとは絶縁されていますが、RTD(測温抵抗体)用のb端子は全チャネル接続されていますので、RTDを使用しているチャネルは非絶縁となります。
入出力ケーブル(B-513)を使うロジック・アラーム入力部は非絶縁です。