測定した電圧、温度の振れが大きい(安定しない)です。
ACライン周波数の設定が違っているとデジタルフィルタが有効に働きません。ACライン周波数の設定を確認し、ご使用になる地域の電源周波数に合わせてください。
表示ユニットで「HOME」キーを押して、タッチパネル画面で「本体設定」⇒「その他の設定」の順に操作して下さい。
表示される「その他の設定」の上から3番目に「ACライン周波数(GL7-Mのみ)」の項目がありますので、ここで設定出来ます。
- 本体の収録設定メニューで、サンプル間隔を500ms 以上に設定してください。
設定は[MENU]キーを押して「OTHER」画面の“ACライン周波数”で設定できます。
機種 | 測定CH ※1 | 設定可能なサンプリング間隔 | デジタルフィルタが有効となるサンプリング間隔 ※3 |
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GL240 GL840 | 1ch | 10ms以上 ※2 | 50ms以上 |
2ch | 20ms以上 ※2 | 125ms以上 |
3~5ch | 50ms以上 ※2 | 250ms以上 |
6~10ch | 100ms以上 | 500ms以上 |
GL840 | 11~20ch | 200ms以上 | 1s以上 |
21~50ch | 500ms以上 | 2s以上 |
51~100ch | 1s以上 | 5s以上 |
101~200ch | 2s以上 | 10s以上 |
- 測定ch数とは、入力設定がOff以外に設定されているch数となります。
- 10・20・50msサンプリング間隔では、温度設定は出来ません。
- GL840の場合、遠隔端子接続時のデジタルフィルタが有効となるサンプリング間隔の測定CHは、GL840と遠隔端子のそれぞれのCH数となります。
標準付属アプリケーションソフト(GLT400SettingApp)から設定できます。
ACライン周波数の設定が合っているのに波形が安定しない場合として考えられる要因の一つとして、サンプリング間隔が影響している可能性が考えられます。
ノイズの影響でデータが変動する場合は、デジタルフィルタが有効となるサンプリング間隔にしてください。
測定CH ※1 | 設定可能なサンプリング間隔 | デジタルフィルタが有効となるサンプリング間隔 ※3 |
---|
1ch | 10ms以上 ※2 | 50ms以上 |
2ch | 20ms以上 ※2 | 125ms以上 |
3~5ch | 50ms以上 ※2 | 250ms以上 |
6~10ch | 100ms以上 | 500ms以上 |
11~20ch | 200ms以上 | 1s以上 |
21~50ch | 500ms以上 | 2s以上 |
51~100ch | 1s以上 | 5s以上 |
101~200ch | 2s以上 | 10s以上 |
- 測定ch数とは、入力設定がOff以外に設定されているch数となります。
- 10・20・50msサンプリング間隔では、温度設定は出来ません。