山陽マーク株式会社様 導入事例
FC9000-140でオンデマンド印刷銘板の製作をフルオート化
加工スピードと品質を両立
オンデマンド印刷銘板からエッチング銘板、ご当地ナンバーまで、用途や素材の幅広いニーズに応え、官庁関連製品の厳しい基準もクリアしてきた、全国納入実績を誇る山陽マーク株式会社様。積極的な設備投資でアルミやステンレスなど多様な素材に対応し、スピーディな製品提供を実現するため、社員一丸となってチャレンジを続けています。今回は、その挑戦を実現するために、グラフテックのカッティングプロッタを選ばれた背景や決め手について伺います。

福岡製作所 工場長の中村様にお話を伺いました。
企業情報:山陽マーク株式会社 福岡製作所

| 事業内容 | 銘板製造 |
| 住所 | 福岡県福岡市東区和白2丁目5番30号 |
| 電話番号 | 092-606-4131 |
| URL | https://www.sanyomark.co.jp/ |
| 事業所 | 広島 (本社 / 製作所)・広島・福岡 |
- 創業75年を迎えるJIS規格に完全対応した銘板製造工場
- オンデマンド印刷で小ロット多品種の印刷や可変情報にも対応
工場長 中村様JIS銘板設計基準に完全対応できる工場として、全国4箇所に事業所を設けています。官公庁関連では、ご当地ナンバーや犬の鑑札、町名表示板といった、皆さんの身近にあるものを作っています。
課題:オンデマンド印刷銘板に求められる多様化と加工スピード対応

当社は70年以上にわたり、プラスチックやアルミ・真鍮・ステンレスなどの金属を用いた銘板を製造してきました。しかし、近年、フィルムやアルミを使ったオンデマンド印刷銘板の需要が伸びています。その背景には、コストダウンや小ロット・多品種対応といったニーズの高まりがあります。
これらの需要に対応するため、加工スピードの速さから、カッティングプロッタでの加工は必須でしたが、枚葉仕上げの受注が増えてくると、フラットベッドタイプのカッティングプロッタではメディアの差し替えに人手が必要で、加工スピードの短縮が課題となっていました。
また、カッティングプロッタの増設を検討しても、フラットベッドタイプでは価格の高さや設置スペースの確保がネックでした。
工場長 中村様多様化する加工ニーズとスピード確保のため、人手を減らした「連続半自動加工」は今後の必須条件だと強く認識していました。
解決策:自動加工と複数台運用で品質・加工スピード・省人化を同時に実現

枚葉仕上げは、これまでグラフテックのフラットベッドカッティングプロッタ:FCX2000-120VCで対応していました。増設にあたり、加工スピードが速く、省スペースの機種を探していたところ、同じ操作性で既存データをそのまま使えるグラフテックのグリットローリングカッティングプロッタ:FC9000-140に出会いました。
FC9000-140の導入により、トンボ (位置合わせマーク) を付け替えることなく既存データを活用し、ハーフカットから枚葉仕上げ (ダイカットミシン) 、さらには横切りカットによるシート裁断まで連続自動加工できるようになりました。ロールメディアを使えるので、これまでのようなメディアの差し替えも不要です。
シート排出時には完成品として仕上がり、加工スピードも格段に短縮できました。FC9000-140の連続自動加工により品質が安定し、一人のオペレーターで複数台のコントロールもできるため、枚葉仕上げのスピード加工という課題を解決できました。
工場長 中村様自社開発プログラムとの連携により、短納期案件への柔軟性が大幅に強化されました。データ設計の工夫次第でカッティングプロッタの可能性は無限大に広がると感じています!
導入の決め手:操作性・効率・コストパフォーマンスを兼ね備えたFC9000-140

FC9000-140は、先行導入していた他社カッティングプロッタからの移行がスムーズで、既存のFCX2000-120VCと液晶表示や操作性が統一されているため、現場の負担を最小限に抑えることができました。
また、他社機種ではできないハーフカット・ダイカットミシン・横切りカットの連続加工を、一度のデータ送信でツール交換なしに完結できます。さらに、カット条件をプリセットして後から呼び出せるため、作業効率が大幅に向上しました。加工時間の把握も容易になっています。
こうしたメリットに加え、チャレンジを後押しする積極的な設備投資の社風と、リーズナブルな導入費用による高い費用対効果が決め手となり、FC9000-140を複数台導入しました。
工場長 中村様設置スペースも確保できました。
カッティングプロッタの性能を最大化!FC9000-140導入で広がる加工の可能性

グラフテックのカッティングプロッタは、Adobe Illustrator のレイヤー機能に対応しており、データ設計の工夫次第で多彩な加工が可能です。
今回、自社開発プログラムと連携させることで、FC9000-140による連続自動加工を実現できました。こうした工夫でカッティングプロッタの性能を最大限に引き出せば、加工の可能性はもっと広がると思います。FC9000-140の導入は、まさに山陽マーク株式会社らしいチャレンジでした。
加えて、長尺物はFC9000-140でハーフカットやダイカットミシンを一度で完結し、厚物やシートメディアの加工はFCX2000-120VCで対応するなど、効率的な使い分けも行っています。
工場長 中村様費用対効果を最大化するためには、製品マニュアルに沿った運用だけでなく、積極的にポテンシャルを引き出す取り組みが欠かせないと考えています!

中村様、今回は貴重なお話をありがとうございました。
グラフテックのカッティングプロッタに寄せていただいた期待と、ポテンシャルを引き出すヒントをいただけたことに感謝しています。
導入製品:グリットローリングカッティングプロッタ FC9000series

FC9000シリーズは、大判プリンタと組み合わせたオンデマンド加工からカーフィルムなどの機能性フィルム加工まで、信頼性の高いカット品質により世界中で高評価をいただいております。
