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グラフィックデザインソフトウェア Graphtec Pro Studio / Plus

2024/09/04:グラフィックデザインソフトウェア Graphtec Pro Studio / Plus サポート終了のご案内

Graphtec Pro Studio / Graphtec Pro Studio Plus は、カッティングプロッタ用のデータを作成・編集できるグラフィックデザインソフトウェアです。Graphtec Pro Studio は、デザインデータ作成・印刷・カット条件設定・カット出力指示といった、カッティングに必要な機能すべてを搭載しています。また、オプション (有償) ソフトウェアの Graphtec Pro Studio Plus には、より高度なデザイン機能や生産性を向上する様々な機能を搭載しており、お客様の制作の幅を広げます。

グラフィックデザインソフトウェア Graphtec Pro Studio (for Windows)

Graphtec Pro Studio は、カッティングプロッタをご活用いただく上で必要な機能をすべて搭載した、グラフィックデザインソフトウェアです。ベジェ曲線作成機能、レイヤー機能、オブジェクト結合機能、アウトライン機能といったデザイン機能が充実しており、Adobe Illustrator や CorelDRAW と比較しても同等以上の機能を備えています。
また、様々なソフトウェアとの互換性があり、EPS・AI・CMX・PDFのインポートにも対応しているため、既に他ソフトウェアで作成済みのデータもご活用いただけます。

Graphtec Pro Studio の主な機能

トンボの設定

トンボは2点・3点・4点補正用とセグメント補正用が設定できます。求められる精度やプリント&カットする際のカット範囲のサイズに合わせて使い分けができます。

トンボの設定
タイル分割

カッティングプロッタのサイズよりも大きいサイズでカットする場合に、分割した各タイルを個々のページとして別々にカットします。2分割や、さらに大きい場合は3×4 (12分割) などでカット可能です。

タイル分割
マトリックスコピー

同一オブジェクトを均一に面付けする際に使用するツールです。縦横のコピー数とコピー間隔を設定すれば、簡単にオブジェクトを配置することができます。

マトリックスコピー
カス取り設定

カス取り枠とカス取り線を使用すると、ビニール素材の看板やグラフィックをカットする際、余分な素材を取り除きやすくなります。

カス取り設定
色ごとのカット条件設定

デザインソフトウェアで作成したデータのオブジェクト色ごとに、ツールやカット条件などの個別設定を割り当てることができます。

最新のARMS機能に対応

最新のARMS (トンボ自動読み取りシステム) への対応により、操作性を向上させる裏トンボ機能・反転トンボ機能・データリンク機能など、様々なトンボ機能に対応しました。

USBメモリによるオフライン出力

USBメモリにカットデータを保存して、カッティングプロッタにセットするだけで、オフラインでの作業が可能。デザイナーとカットオペレーターの分業が明確となり、習得操作も簡単に済みます。
※ USBメモリのフォーマット形式はFAT32のみに対応。
 NTFSおよびexFATは非対応。
※ ファイル名は半角英数記号表示。

対応機種:FC9000 / CE7000 / CE LITE / FCX4000 / FCX2000

USBメモリによるオフライン出力
バーコードによるデータ管理機能

USBメモリでのオフライン操作の際、メディアにバーコードを印字することで、印刷メディアにあったカットデータをUSBメモリから自動選択。データの不整合を回避し、作業の信頼性が向上します。
※ USBメモリのフォーマット形式はFAT32のみに対応。
 NTFSおよびexFATは非対応。
※ ファイル名は半角英数記号表示。

対象機種:FC9000 / CE7000 / FCX4000 / FCX2000

バーコードによるデータ管理機能
トンボ付きデータのコピーカット

カッティングプロッタにデータを1度送信すれば、同じデータの連続カットが可能です。
対応機種:FC9000 / CE7000 / CE LITE / FCX4000 / FCX2000 / CE6000 / CE6000 PLUS / FC8600 / FC4500

FC9000 / CE7000 / FCX4000 / FCX2000 は、最初の1回のみ4点トンボを読み込んでカットし、2回目以降は1点トンボ読み込みで自動的にデータ補正をしてカットできるため、カット時間を大幅に短縮できます。

トンボ付きデータのコピーカット
裏面トンボ読み込み機能

通常は印刷面を上向きにしてカットしますが、印刷面を傷つけないように用紙を裏返してカットや罫引きすることができます。
対応機種:FCX4000 / FCX2000

裏面トンボの読み込み機能
トンボ枠の外側カット

従来のカット範囲はトンボの内側のみでしたが、外側もカットできるようになりました。メディアの無駄を減らし、生産効率が上がります。
対応機種:FC9000 / CE7000 / CE LITE / FCX4000 / FCX2000 /
CE6000 PLUS / FC8600

トンボ枠の外側カット
反転トンボ

高輝度反射シートなど表面の光沢が強く、従来のトンボでは読み取りができなかったメディアでも、位置合わせができるようになりました。また、FC9000・CE7000・CE LITEのみ、カラートンボにも対応しています。
対応機種:FC9000 / CE7000 / CE LITE / FCX4000 / FCX2000 /
CE6000 PLUS / FC8600

反転トンボ
線種編集

オブジェクトの実線・破線の変更や、太さ・色などの編集も行えます。

線種編集
アウトライン編集

オブジェクトの周囲にアウトライン・輪郭線・インラインを簡単に追加することができます。

アウトライン編集
オブジェクトの結合

重なり合ったオプジェクトを結合させ、新しいシェイプを作成する機能です。ウェルド (合体)・型抜き・重なり除去・交差・中マド・重複部分の分離 (分割)などが可能です。

オブジェクトの結合
塗りつぶし機能

オブジェクトのベタ塗り・グラデーション・模様などの塗りつぶしが選択できます。

塗りつぶし機能
トレース機能

トレース機能は、ビットマップ (ラスター) 画像をベクター画像に変換し、パスとして編集できるようにする機能です。ビットマップのトレースしたい箇所を選択することで、自動的にパスを生成します。

トレース機能

Adobe Illustrator / CorelDRAWとの互換性

Graphtec Pro Studioは、汎用デザインソフトである Adobe Illustrator や CorelDRAW のデータをインポートできます。
(CorelDRAW は PDFファイル形式でのインポートとなります)
したがって、デザインデータ作成は Adobe Illustrator や CorelDRAW で行い、トンボ作成・カット出力は Graphtec Pro Studio で行うといったオペレーションも可能です。
複数台のカッティングプロッタを使用する場合にも、台数分の Adobe Illustrator や CorelDRAW を必要とせず、リーズナブルにシステムを構築することができます。