開発・製造・納品工程の細かな『切る』作業が『ボトルネック』になっていませんか?
候補素材の評価や試作段階での
精細な『切る』作業
製品製造過程で使用する消耗品を
大量に『切る』作業
品質を保証する製品サンプルを
『切る』作業
こうした『切る』作業を専門業者に外注していたり、手作業で行っていると、次のようなデメリットは避けられません。
外注のデメリット
- 抜き型代などの外注費が掛かる。
- 納品までに時間が掛かる。
(納期短縮には別途費用が発生する) - 依頼データの修正・変更に時間が掛かる。
- 情報漏洩のリスクが発生する。
手作業のデメリット
- 仕上がりや作業スピードにバラつき(個人差)がある。
- 作業に人手(工数)を取られ、他の業務が滞る。
- カッターなどの刃物で怪我をする危険性がある。
(労災事故の発生)
このようなボトルネックを解決するのが
グラフテックの カッティングプロッタ です!
カッティングプロッタとは、ペン先にカッター刃を装着し、パソコンで作成した図柄 (CADやイラストレーターで作成したベクターデータ) をペンで作画するようにカットする機械。ペンをXY座標で制御して図面を描くペンプロッタ (製図機) の派生モデル。
ベクターデータを基にツールを動かすので、型による抜き加工よりも複雑な形状に対応できる。また、1本のツールで複数の切り方ができ、ハーフカットと全抜きもワンオペレーションでこなす。
外注する場合
- 抜き加工したい部品の図面や仕様をもとに打ち合わせを行い、見積りを取る。
- 抜き型作成 (業者が更に外注している場合もある)
- 型抜き
- ようやく試作となるが、更に調整が必要であれば①へ戻る。
カッティングプロッタで内製する場合
- Illustrator や CADで、カットデータを作成する。
- カッティングプロッタで試作する。
更に調整が必要であれば、カットデータを修正する。
解決事例をご紹介!
Case 1 : 試作段階での困りごと
試作段階では様々な素材を任意の形状に『切る』作業が発生します。
限られた時間の中で、多くの試作フェーズをクリアしなければならない研究・開発現場において、効率の良さ・正確さは最重要課題。
外注費や納期を気にすることなく、急な設計変更や修正に対応できたら良いのに・・・
また、試作段階の大切な情報は、できることなら社外へ出したくありません!
《 事例:新エネルギー市場 》気体燃料の製造プラント・燃料電池等の開発: 電解質膜の試作
再生可能で・CO2排出量がゼロもしくは少ない・エネルギー源の多様化に貢献するエネルギーに関わる市場が「新エネルギー市場」であり、日本のみならず世界においても「低炭素社会」また、その先の「脱炭素社会」に向けて、大いに活発化している市場です。こうした市場で開発が進んでいる気体燃料の製造プラントや燃料電池の開発現場でも、電解質膜の試作工程でグラフテックのカッティングプロッタが活用されています。
電解質膜等に使用するフィルムのサイズや形状を変えながら試作する際に、
グラフテックのカッティングプロッタが活用されています!
カットデータの修正や変更に何度でも即時対応でき、業務効率が格段にアップ!
また、試作段階の情報を外に出さないので、とても安心です!
Case 2 : 製造工程での困りごと
自社製品の製造工程で使用する消耗品を大量に『切る』作業があります。
手切りだと仕上がりや所要時間にバラつきがあったり、怪我をする危険性も・・・
また、少量多品種の場合は抜き加工の専門業者に外注するとコストが掛かりすぎる!
《 事例:産業機械製造分野 》液温自動調整機の開発設計・組立:ゴムパッキン製作
工作機械等で使用する主軸は高速回転することで発熱し、熱変位によって加工精度や加工スピードが低下します。この熱変位を抑制するために、潤滑油・作動油・切削油・切削液等の温度を高い精度で制御し、高精度加工を維持するのが液温自動調整機です。お客様の仕様に合わせた専用機の開発設計・組立を行う製造現場でも、固有のゴムパッキン製作工程でグラフテックのカッティングプロッタが活用されています。
また、USBメモリでデータの受け渡しができ、PCのない場所でも加工ができるので、場所や作業者を選ばすに製作できます。
他にない専用部品を今すぐ一個から欲しいといった場合に、
グラフテックのカッティングプロッタが活用されています!
望み通りの形状・個数で即時製作でき、企画力・対応力が格段に上がった!
USBメモリでPCレス出力できるので、設置場所に困らないのも◎
Case 3 : 納入時の困りごと
製造ロット毎に品質を保証するため、書類に添える製品サンプルを『切る』作業が発生します。
外注だと納入先ごと・製品ごとに抜き型代や保管コストがかかる・・・
かといって手切りだと手間も人手もいるし大変!
《 事例:化学製品製造分野 》フィルムの材料証明書作成:製品サンプルのカット
材料証明書に添付する製品サンプルは、納入先が希望する形状で素材をカットし、保管する必要があります。これを外注すると、納入先ごと・製品ごとに抜き型代や保管コストが掛かりますが、カッティングプロッタを導入して内製化&自動化すると、そのコストを大幅に削減できます。素材の材料証明書を作成・添付する納入時にも、製品サンプルのカット工程でグラフテックのカッティングプロッタが活用されています。
内製化によりコスト(外注費)を削減したいといった場合に、
グラフテックのカッティングプロッタが活用されています!
カット条件を保存しておけるので、誰が操作しても仕上がりは均一!
簡単操作で自動カットするから、纏まった数量も素早くカット!
しかも、安全上の注意を守って作業する限り、刃物で怪我をする心配がない!
『切る』作業の困りごとに、グラフテックのカッティングプロッタをご活用ください!
ご覧いただいたように、製造業・ものづくり業界の様々な工程に潜む『切る』作業の困りごとには、グラフテックのカッティングプロッタで解決できるものが数多く存在します。次のようなメリットにご興味を持たれたなら、ぜひ、当社カッティングプロッタの導入をご検討ください!
内製化のメリット
- 抜型不要で外注費が0円に!
- 納期を気にせず即時対応が可能!
- PCでいつでも何度でもデータの修正・変更が可能!
- 情報漏洩のリスクを減らせる!
自動化のメリット
- 誰が操作しても仕上がりは均一!
- 省人化&工数削減できる!
- 人手(工数)を割きたい業務に注力できる!
- ハサミやカッターナイフで怪我をする心配がない!
カッティングプロッタを使った様々な素材のカット事例をご紹介しています。『切る』作業の効率化、品質向上、内製化をご検討の際は、是非一度ご視聴ください。カット事例にない素材についても、随時テストカットを承っておりますので、お気軽にご相談ください。
導入までの流れ
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