「トンボ読み取りに失敗しました / ポート読み込みエラー」が表示される (FCX2000/4000)

FCX2000/4000は、光センサーにてトンボを読み取り、カット位置を決めます。以下の要因でエラーが表示される場合があります。

光沢用紙、ラミネートした用紙、カラーの用紙を使用している。

FCX2000/4000の初期設定は、白地に黒のトンボです。
光沢用紙、ラミネートした用紙、カラーの用紙を使用する場合は、トンボセンサ感度調整を行ってください。
(本体取扱説明書「トンボ検出判定レベルの設定」を参照してください)
下地の色とトンボの色の差が少ない場合は、トンボの読み取りができない場合があります。この場合は、トンボの印刷されている箇所に白い紙を貼り、黒いペンでトンボの線をなぞる等の処理を行ってください。

本体の近くに照明など明るいものがある。

近くに照明など強い光源があると、トンボが読めない場合があります。その場合は、設置場所を変更してください。

セットした用紙がカールしている。

用紙がカールしていて盤面から浮いていると、トンボセンサの焦点が合わなくなり、トンボが読めなくなります。
用紙の角の部分で浮きがないようにセットしてください。静電吸着・バキューム吸着を行っても浮いている場合は、テープ等で貼ってください。

トンボの近くに印刷されたものがある。

トンボを二辺とした四角形の中に印刷されたものがある場合、トンボを読むことができません。印刷位置を変更してください。

トンボの位置が指定のマージン外にある。

トンボ読み取りを行うには、用紙の端からトンボまでのマージンが必要です。
マージンが少ないと、用紙の端をトンボのラインと読み違える可能性があります。
マージンが少ない場合は、十分なマージンを確保してください (推奨は1cm以上)。