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「トンボ読み取りに失敗しました / ポート読み込みエラー」が表示される (FC2250、FC4500/4550)

FC2250、FC4500/4550は、光センサーにてトンボを読み取り、カット位置を決めます。以下の要因でエラーが表示される場合があります。

光沢用紙、ラミネートした用紙、カラーの用紙を使用している。

FC2250、FC4500/4550の初期設定は、普通紙の白地に黒のトンボです。
光沢用紙、ラミネートした用紙、カラーの用紙を使用する場合は、トンボセンサ感度調整を行ってください。
(本体取扱説明書「トンボ検出判定レベルの設定」を参照してください)
下地の色とトンボの色の差が少ない場合は、トンボの読み取りができない場合があります。この場合は、トンボの印刷されている箇所に白い紙を貼り、黒いペンでトンボの線をなぞる等の処理を行ってください。

本体の近くに照明など明るいものがある。

近くに照明など強い光源があると、トンボが読めない場合があります。その場合は、設置場所を変更してください。

セットした用紙がカールしている。

用紙がカールしていて盤面から浮いていると、トンボセンサの焦点が合わなくなり、トンボが読めなくなります。
用紙の角の部分で浮きがないようにセットしてください。静電吸着・バキューム吸着を行っても浮いている場合は、テープ等で貼ってください。

カラーの用紙を使用している。

濃い色の用紙を使用した時に、トンボを読めない場合があります。
トンボセンサは下地の色とトンボの線の色差を判定しています。下地の色が薄い用紙を使用してください。

トンボを黒以外の色で印刷している。

トンボが黒以外の色で印刷されている時に、トンボを読めない場合があります。
トンボを黒色で印刷してください。

トンボの近くに印刷されたものがある。

トンボを二辺とした四角形の中に印刷されたものがある場合、トンボを読むことができません。印刷位置を変更してください。

トンボの位置が指定のマージン外にある。

トンボ読み取りを行うには、用紙の端からトンボまでのマージンが必要です。
マージンが少ないと、用紙の端をトンボのラインと読み違える可能性があります。
マージンが少ない場合は、十分なマージンを確保してください (推奨は1cm以上)。