裏トンボとは何ですか?操作方法は?
FC4500/4550では、裏面からトンボ読み取りを行い、そのままカット・簡易罫引きが可能です。
これにより、印刷面を傷付けることなく罫引きが行なえたり、シール・ラベルの裏側へ正確な位置にスリットを入れることが可能です。
さらに、従来の「裏トンボ機能」に比べて、Cutting Master 2 を使用した場合で、約40%オペレーションが簡素化されています。
裏面からの簡易罫引き
- 表面 (トンボが印字されている面) を上にして、カッティングプロッタ本体にセットします。
- Cutting Master 2 からデータ出力し、トンボ位置の補正を行います。
トンボ読み取り後に読み取ったトンボの形を下図のように切り抜きます。 - 裏面を上にして、カッティングプロッタ本体にセットします 。
- トンボ開始位置にヘッドを移動し、確定させます。
- トンボ読み取り補正が開始され、裏面からのカット・簡易罫引きを行います。
Cutting Master 2 を使った裏トンボフロー
- トンボパターンを設定します 。
- ポーズを解除します 。
- Cutting Master 2 を起動して、カットプロットの送信ボタンを押します。
- トンボの読み取り開始位置に移動して、パソコンのOKボタンを押します。
- トンボを読み終わると、下図の表示になります。
- トンボのカットが終わると、下図の表示になります。
- Yミラーが有効になり、左上に移動します。
- トンボ検出が終了すると、データのカットを開始します。
※ 5の「ウラヨウ トンボヲ キリマスカ?」で「イイエ ▶」を選ぶと、そのまま表モードでデータをカットします。
裏トンボ作業の注意点
カットトンボを盤面にセットする際、メディアと濃淡差のある紙をトンボの下に敷いて、トンボ部分にかかるようにしてください。
メディアと下地の色の差が少ない場合、トンボ読み取りエラーになる場合があります。