データロガーのリレー収録に関するお知らせ
更新日:2017/04/21 NO:TP17019
平素よりグラフテック製品をご愛用頂き誠にありがとうございます。
弊社データロガー製品、midi LOGGERGL240/GL840、及びDATA PLATFORM GL7000におきまして、ファームウェアが以下のバージョンの場合、問題があることが判明しました。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
対象
- midi LOGGER GL240(ファームウェアVer.1.24)
該当製造番号 C70230457 以降 - midi LOGGER GL840(ファームウェアVer.1.24)
GL840-M 該当製造番号 C61115354以降
GL840-WV 該当製造番号 C70221688以降 - DATA PLATFORM GL7000(ファームウェアVer.1.50)
該当製造番号 D70111664 以降
現象
DATA設定「リング/リレー収録設定」で、リレー収録を選択して収録すると、2GByteを超えるデータの場合、ファイルを切り替えて収録を継続しますが、ファームウェアが上記バージョンの場合のみ、収録済みのファイルに上書き保存してしまいます。
- ファームウェアが上記対象バージョン以外では、本不具合は発生いたしません。
対応方法
現在、ファームウェアの修正を行なっております。
修正ファームウェアは、5月中旬リリース予定です。
大変恐縮ですが、対象となるファームウェアのバージョンでは、リレー収録をご使用にならないでください。
修正ファームウェアのリリース前にリレー収録での測定が必要な場合、ファームウェアのバージョンを下記に変更してください。すでに、リレー収録をされている場合、収録を止めて頂きデータをPC等にバックアップしていただいた後、ファームウェアのバージョンを下記に変更してください。
- midi LOGGER GL240:ファームウェア Ver.1.22
- SD2に設定の保存ができない場合があります。(SD1に保存されます)
- midi LOGGER GL840:ファームウェア Ver.1.23
- SD2に設定の保存ができない場合があります。(SD1に保存されます)
- LAN通信において、スループットの遅い回線を使用した場合に受信バッファが枯渇し、通信が止まってしまう場合があります。
- DATA PLATFORM GL7000:ファームウェアVer.1.49
- LAN通信において、スループットの遅い回線を使用した場合に受信バッファが枯渇し、通信が止まってしまう場合があります。
- リレー収録の設定によっては、ファイルが切り替わるごとにメモリを消費してディスクエラーが発生する場合があります。