データロガー本体の収録ファイルをPCへ転送(コピー)したい。
PCとUSBで接続している場合は、「USB Drive Mode」でGL7000の「内蔵フラッシュ」、 「SDカード」、「SSDメモリ」を外部記憶媒体として、パソコン上で確認できます。 リムーバブルディスクとして認識しますので、ファイル転送・消去等が簡単に実施できます。操作の詳細は、取扱説明書の、「USB Drive Mode」の項目を参照してください。
USB ドライブモードの機能を使うことで内蔵フラッシュメモリのファイルを PC にコピーできます。
本体と PC を USB ケーブルで接続し、本体の[START/STOP]キーを押しながら電源を入れてください。
マスストレージ機能として動作し、外付けドライブのように扱うことができます。
- 内蔵フラッシュメモリと SD カードはパソコン上で別々のドライブとして表示されますが、USBメモリは USB ドライブモードには対応していません。
データロガー本体の収録ファイルをパソコンに転送する場合、以下の方法がございます。状況に合わせてお使いください。
1. USB Drive Modeで転送する。
USB接続が可能な場合、データロガーをUSB Drive Modeで起動すると、内蔵メモリ(本体メモリ・内蔵フラッシュ等)・SDカードは、パソコン上で外部記憶媒体(リムーバブルディスク)として認識しますので、ファイルの転送(コピー・移動)、消去、ディスクの初期化(フォーマット)が可能です。
(パソコンが持っているドライバーソフトで認識しますので、弊社製USBドライバーは不要です。)
起動方法
- データロガー本体の電源が入っている場合は、一旦切ります。
- パソコンとデータロガー本体をUSB ケーブルで接続します。
- 「START STOP」キーを押しながら電源を投入し、以下の表示が出るまで、「START STOP」キーを押し続けます。
- パソコン上に外部記憶媒体(リムーバブルディスク)として認識され、ファイル操作が可能になります。
- USB Drive Mode を解除する場合は、データロガー本体の電源を入れ直します。
ご注意
- USB Drive Modeで使用する場合は、データロガーとしての機能は使えません。
2. PCソフトウェアで転送する。
PCソフトウェアと接続している場合、転送機能を使って、ロガー本体の収録ファイルをPCに転送することが可能です。
GL100_240_840-APS
- データロガーと接続し、「フリーランニング」画面を表示します。
- 「メニュー」をクリックし、「ファイル開く」を選択します。
- 「ファイルを開く」画面で、「転送したいファイル」を選択し、「本体ファイル転送」をクリックします。
GL-Connection
- データロガーと接続します。
- 「画面切り替え」をクリックし、「フリーランニング」画面を表示します。
- 「ファイル操作」をクリックし、「本体データ再生」を選択します。
- 「ファイル設定」画面で、「転送したいファイル」を選択し、「ファイル転送」をクリックします。
3. エクスプローラからFTPダウンロード転送する。
※GL240の場合、本機能はオプション品無線LANユニット B-568を装着した場合のみ使用可能です。
Windows OS標準のエクスプローラから、データロガーのFTPサーバーに接続し、データロガー内のファイルをダウンロードすることができます。
データロガーとPCをネットワークで接続し、エクスプローラ経由でFTPサーバーにアクセスします。
※ネットワークの環境によっては接続できない場合がございます。
- エクスプローラを開きます。
- アドレスバーにデータロガーのIPアドレスを次のように入力します。
例) データロガーのIPアドレスが、192.168.4.220の場合
ftp://192.168.4.220
- データロガーのFTPサーバーに接続できるとデータロガーの記憶媒体が表示します。
- 通常のエクスプローラの操作にてデータロガー内のデータをPCにコピーすることができます。
※データロガー内のFTPサーバ設定の内容によっては記憶媒体が表示される前にログインする必要があります。
その場合は上記手順3の前に以下の手順にてログインして下さい。
- 以下のログイン画面が表示された場合、ユーザー名とパスワードを入力してログインして下さい。
ユーザー名とパスワードは機種、又はデータロガー内のユーザー名とパスワードの設定によって異なります。
収録ファイルをPCに転送する場合、以下の方法がございます。状況に合わせてお使いください。
1. USB Drive Modeで転送する。
- データロガー本体の電源が入っている場合は、一旦切ります。
- スイッチを「USB DRIVE」に合わせます。
- 電源を投入します。PC上に外部記憶媒体(リムーバブルディスク)として認識され、ファイル操作が可能になります。
- USB Drive Mode を解除する場合は、スイッチを「STAND-ALONE」もしくは「REMOTE」に合わせた状態でデータロガー本体の電源を入れ直します。
2.標準付属アプリケーションソフト(GL-Connection)から転送する
- GLT400と接続します。
- 「画面切り替え」をクリックし、「フリーランニング」画面を表示します。
- 「ファイル操作」をクリックし、「本体データ再生」を選択します。
- 「ファイル設定」画面で、「転送したいファイル」を選択し、「ファイル転送」をクリックします。
データロガーのFTPサーバ設定内、ユーザー名とパスワードの設定内容をご確認下さい。