コーナー部分で丸くなったり角張ったりする、始点・終点が合わない:CE8000
以下の項目をご確認ください。
尚、確認を行う際にはステップサイズを0.01mmに設定してください※。
※GP-GLコマンドを使用す場合の設定になります。カッティングプロッタ本体側とアプリケーション側のそれぞれで設定してください。
カッター補正量の設定が合っていない。
カッター刃の種類を合わせてください。
オフセット調整をしてください 。※カッティングプロッタ本体のテストカットにてチェックしてください。
補正開始角度(補正角度)が適切でない
補正開始角度(補正角度)とは、角を切る際に刃先の方向を整える制御(刃先制御)が実行される基準となる角度のことを言います。
カットする図形に対して本設定値が大きいと、コーナー部分が丸くなることがあります。
その場合は、数値を下げてみてください。
補正開始角度の詳細は こちら をご覧ください。
マーキングフィルムが柔らかい。
マーキングフィルムが柔らかいと、カット時にカット位置がズレることがあります。
マーキングフィルムの素材の違いにより、柔らかさが変わります。
一般に、オレフィン系の素材は柔らかいのでめくれやすく、塩ビ系の素材は硬いのでめくれが少なくなります。
カッター刃がスムーズに回転していない。
プランジャキャップを取り外して、カッタープランジャを清掃してください。
清掃しても改善しない場合は、カッタープランジャを交換してください。
注意:カッター刃の取り扱いは、手などを切らないように十分にご注意ください。
オフセット圧が弱い。
オフセット圧とは、初期動作時に刃先の方向を確認するために行う刃先の初期制御のカット圧のことを言いますが、これが弱いと最初の切り始めに刃の方向が定まらず、始点と終点が合わないことがあります。メディアが厚い場合は数値を上げてみてください。
設定方法については、取扱説明書を参照してください。