全チャネル絶縁同時1MS/sの高速サンプリング

他のチャネルの影響を受けにくい、チャネル間絶縁を採用するとともに、A/Dも16bitを採用し、高速で高分解能な測定ができます。

同時サンプリング方式

スキャニング方式とは違い、全チャネルにA/Dを搭載することにより
チャネル間の時間差が無く、全チャネル同時測定ができます。
急激な電圧変動や振動等の高速現象の測定に最適です。
サンプリング間隔:1µs〜1min (1-2-5ステップ)

外部サンプリング機能

外部機器からの信号のタイミングに合わせて、サンプリングができます。
最大入力周波数:100kHz    
※オプションのGL入出力ケーブル (B-513)が必要です。

マルチファンクション入力

マルチファンクション入力で、電圧や温度などの各現象を高速で同時に測定ができます。

電圧レンジと実効値レンジの搭載で
振動試験等の繰り返し波形を測定可能

電圧値と実効値を測定できます。
実効値を設定し、トリガ機能と組み合わせることで、振動等の繰り返し波形の異常を測定できます。

実効値測定対応により
繰り返し波形での異常値計測が容易に可能

実効値レンジは、クレストファクタ:2以下


スケーリング機能

物理量センサからの電圧出力を測定し、元の物理量でデータを保存したい場合に有効な機能です。

チャネル間演算機能

特定のチャネル同士の四則演算(+,-,×,÷)ができます。
※保存ファイル形式がGBD形式の場合のみ


 設定例 
CH2=CH3*CH1
波形表示、収録データは、演算結果となります

トリガ機能

本器のトリガ機能は、各チャネルごとの入力信号値によるレベルトリガの他に、さまざまな種類のトリガ機能を搭載しています。

 トリガ種類 
スタート・ストップ
 トリガ条件 
Off・レベル・アラーム・外部・指定時刻・指定曜日・一定時間
※スタート時のみ、レベルは各chごとに設定可能
 トリガ判定 
アナログ判定:H / 立上り・L / 立下り・範囲内・範囲外
ロジック判定:H・L (パターン比較)
パルス判定:H / 立上り・L / 立下り・範囲内・範囲外
チャネル組み合わせ:Level OR・Level AND・Edge OR・Edge AND

アラーム機能&出力

各チャネルごとに、アラーム発生点を設定できます。
アラーム発生時には、下記で異常をお知らせします。

 アラーム判定種類 
アナログ信号:H・L・範囲内・範囲外
ロジック信号:H・L
パルス信号:H・L・範囲内・範囲外

 アラーム発生時 
  • 画面表示(アラーム発生チャネルのデジタル値が赤く表示)
  • 測定データファイルへアラーム値を保存
  • アラーム信号出力
    出力:4チャネル
    (入力チャネル毎に、出力チャネルを1〜4の中から選択)
    出力形式:オープンコレクタ出力(5Vプルアップ抵抗10kΩ)
    容量 5V〜24V、100mA以下(0.2W以下)
    ※オプションのGL入出力ケーブル (B-513) が必要です。

7インチの大型液晶で見やすい波形表示

下記4画面の他にもデジタル値表示・全波形表示画面を搭載しています。

波形+デジタル値表示

アナログ波形とデジタル値を表示。
波形表示は、1・2・4・8ゾーンに分割表示ができ、入力チャネルごとに表示位置を選択できます。




ロギング+リアルタイム統計演算表示

ロギング表示では、デジタル値のみの表示とデジタル値+リアルタイム統計演算値の表示が選択できます。
デジタル表示値のみの表示では、2分割(2チャネル分表示)、4分割(4チャネル分表示)、8分割(8チャネル分表示)が選択できます。デジタル値+リアルタイム統計演算値の表示では、デジタル値(現在の測定値)とリアルタイム統計演算値の最大・最小・P-P・平均値を表示します。

測定中データの再生表示

収録中に測定を止めずに過去のデータを表示。
カーソルを使用し、スクロールもできます。

XY表示

XYレコーダの操作性を再現。
ペンアップ・ダウンやポジション移動の機能も搭載しています。

簡単操作

カーソルキー&ENTERキーで簡単に操作できます。
設定メニューもAMP・DATA・DISP・TRIG・I/F・OTHRの6画面で簡単に設定できます。

その他の安心機能と装備

電源が不安定な場所でも安心測定

ACアダプタ、DC入力、バッテリパックの3種類の電源に対応しました。バッテリパックでは約2時間の連続駆動ができます。
ACアダプタでの駆動時に停電が起きると自動でバッテリパックでの駆動に切り替わります。
また、バッテリパックの容量が少なくなると自動で測定を停止し、収録中ファイルのクローズ動作を実行し、
大切なデータを守ります。
※ オプションのバッテリパック (B-569) は2個装着してください。

本体は、JIS自動車部品振動試験第一種A種に準拠

収納ケース(B-581)
GL980本体や信号入力ケーブル等をまとめて持ち運べる収納ケースをご用意しています。

プロテクトカバー(B-579)
GL980本体を傷や衝撃等から守るプロテクトカバーをオプションでご用意しています。
※落下等の衝撃に耐える物ではありません。

大容量の4MW/ch 内蔵RAMと、4GB 内蔵フラッシュメモリを搭載

4MW/chの内蔵RAMと4GBの内蔵フラッシュメモリで
長時間計測ができます。
外部記憶媒体としてSDメモリカード、USBメモリに対応しており、
サンプリング間隔や状況に応じて、使い分けることができます。


収録時間算出条件:8chアナログ収録のみ、GBDファイル

収録先 収録容量 1 µs 10 µs 1 ms 1 s
内蔵RAM (4MW/ch) 4MW/ch 4秒 40秒 約1時間6分 約46日
4GB 内蔵フラッシュメモリ 3.9GB × × 約2日6時間 1年以上
8GB 外部記憶媒体 (SDメモリカード/USBメモリ) 4GB × × 約2日11時間 1年以上

1ファイル最大4GBまで対応

収録時間算出条件:8chアナログ + パルス4ch収録、GBDファイル

収録先 収録容量 1 µs 10 µs 1 ms 1 s
内蔵RAM (4MW/ch) 4MW/ch 4秒 40秒 約1時間6分 約46日
4GB 内蔵フラッシュメモリ 3.9GB × × 約1日4時間 1年以上
8GB 外部記憶媒体 (SDメモリカード/USBメモリ) 4GB × × 約1日7時間 1年以上

1ファイル最大4GBまで対応

便利なデータ収録機能

ブロック分割機能

4MW/chの内蔵RAMを1、2、4、8分割できます。
トリガと組み合わせ、分割されたメモリブロックに順番にデータ収録ができます。

 1分割時 
測定を繰り返すごとにメモリブロック1に上書きデータ保存
 8分割時 
測定を繰り返すごとに各メモリブロックにデータ保存

リング機能

古いデータを自動削除しながら収録ができます。
収録停止した際に、リング収録機能で設定したデータ点数のみの最新データがメモリ内に保存されます。

 収録点数  1,000 〜 10,000,000 データ
(収録先が内蔵RAM時は10〜4,000,000 データ)

リレー機能

データの取りこぼしなく、指定収録時間や指定容量(最大4GB)でファイルを区切って連続収録できます。



CSV収録機能&CSV再生

測定データをCSVファイルとして本体内記憶媒体に直接収録できます。収録したCSVデータは、GL980での再生表示やPCでのExcelで開くことができます。

バックアップ機能

収録しているデータを一定間隔ごとに、他の記憶媒体に自動でバックアップができます。
バックアップ機能 バックアップ間隔:1・2・6・12・24時間
バックアップ先:内蔵メモリ・SDメモリカード・USBメモリ・FTP
ファイル形式:GBD・CSV
※ CSV形式での保存とFTPサーバーでのバックアップは、ファームウェアVer.1.14以降でご利用ください。
CSV形式での保存時はサンプリング速度10msより遅い設定時のみ使用できます。
リング収録On時や外部サンプリングの場合は、バックアップ機能は使用できません。
収録先と同じメモリをバックアップの保存フォルダには設定できません。
CSV形式収録とバックアップ機能が有効な場合、SDメモリカードの交換とリレー収録はできません。

自動保存機能

内蔵RAMに収録したデータを測定終了時に、内蔵フラッシュメモリまたはSDメモリカード、USBメモリへ自動保存します。内蔵RAMに収録したデータの消去を防ぐことができます。

検索機能

収録データに対し、目的の値を検索できます。長時間測定後の異常値の検索などに便利です。

 検索内容 
アナログ入力チャネル、ロジックパルスチャネル、アラーム出力チャネルにて、検索条件を設定できます。設定を行った全チャネルを対象に、Edge OR、Edge ANDのいずれかの条件で検索を行います。
アナログ入力チャネル:
チャネル毎に検索モードとレベルを設定
モード:立上り、立下り、範囲内、範囲外
レベル:検索値(モードの設定が範囲内、外の場合は、上限値、下限値を設定)
ロジックチャネル:
チャネル毎にH・Lのいずれかを設定し、その値を検索
パルスチャネル:
チャネル毎に検索モードとレベルを設定
モード:立上り、立下り、範囲内、範囲外
レベル:検索値(モードの設定が範囲内、外の場合は、上限値、下限値を設定)
アラームチャネル:
検索対象とするアラーム出力チャネルを1チャネル選択し、そのチャネルのアラーム発生点を検索

イーサネット(LAN)とUSBインタフェースを搭載し、PCと通信が可能

イーサネット(LAN)インタフェースを使用した便利な機能

イーサネット(LAN)インタフェースを使用した場合、標準付属ソフトウェア(GL980_2000-APS)を使用しなくてもGL980を制御・現在値確認・ファイル転送等を行うことができます。

WEBサーバ機能

Internet ExplorerなどのWebブラウザ上で波形表示や本体設定ができます。

FTPサーバ機能

本体の各記憶媒体内のデータを、PCから操作して転送や削除ができます。

NTPクライアント機能

本体の時刻をNTPサーバの時刻に定期的に補正ができます。


メール送信機能

アラーム、バッテリ低下、本体各記憶媒体の空き容量(収録中のみ)情報を送信します。また、定期通知設定すると、設定時間で送信します。

USBインタフェースを使用した場合の便利な機能

USBドライブモード

本体内蔵フラッシュメモリをPCの外付け記録媒体として認識させ、内蔵フラッシュメモリ、SDメモリカード内のデータファイルをPCへ転送や削除ができます。
※ USBメモリは対応しておりません。